ゴジラ-1.0ネタバレアリの感想
見てきました。
主人公を逃げた特攻隊員にしただけでなく、海軍で生き残ってしまった人たちのメンタルにおける終戦のケリをつけようという試みはうまく行ったかな。
そして問答無用、意思疎通のできない破壊神としてのゴジラの復権も描いた。
これは子供が見たら怖いと思うよ。
ゴジラが銀座を破壊するまで劇伴は目立たないんだけど、このシーンでゴジラ登場のテーマが一気に大音量で響き渡り絶望を描く。
しかしゴジラのマーチには行かない。
海上の決戦開始でゴジラのマーチが流れて、まるでゴジラに立ち向かう人たちの戦いのテーマ曲のような使い方。
戦後すぐなので武力がないということを強調するかのように第2次世界大戦中の武装が通じない。
重巡たかおは放射熱線の破壊力の描写のために容赦なく破壊されていく。
武装が通じない相手をどう倒すかを元海軍が協力して作戦を立てる。
でも破壊の確証は得られず、結局内部からの破壊に賭けるのが三段構えの作戦の主眼となる。
逃げた元特攻隊員は自分の戦争を終わらせるために残された実験機で突っ込んでいく。
旧日本軍の戦闘機になかった装備が最後は主人公を救う。
生き残った主人公とパートナーは放射熱線を間近に食らっているので、長生きはできないかもしれない。
主人公は敷島姓なので、後に早乙女研究所の科学者として放射熱線でやられた体を機械に換装して生きながらえてるかもしれない。
すべてはゲッター線のお導き。
線はどこに引けるのか?
トランスジェンダーのヘイトに対する言説の中で女装を変態趣味Xのポストを見かける事が多い。
わたしは趣味女装から始まってジェンダーロール違和からトランスジェンダーであるという自覚に至りました。
でも趣味女装だと言っているとトランス女性からも変態と罵られれるのかもしれません。
そんなアホな!
わたしと同じように女装から性別違和感を自覚するようになり性別変更まで至った人もいるだろう。
個人のあり方に線を引いて「わたしはこっち。あなたはあっち」とすることのなんと愚かなことよ。
相手が線を引いてくるならわたしも線を引き続ける。
わたしがSRSを受ければ肉体女装だし、書類上の性別変更をすれば戸籍女装だ。
線引きなんて無意味なんだよ。
以前いた派遣会社のひどい話
思い出すとあまりにもひどい話が多いので、思い出すままつらつらと書いていく。
まず社会保険が任意加入だったので労働局から指導を受けて全員加入になった。
でも入社後3ヶ月待ち。
そして社会保険算定のための標準報酬月額をごまかしていた。
なので、算定の基準となる4月から6月の給与明細を持って年金機構に相談しに行った。
その後連絡が行った後の会社の対応がひどかった。
曰く「担当者が勝手にやった」「その担当者は病気で退職したのでいきさつは分からない」「今から算定基準に沿った金額にしても年金は月に500円しか増えない」などなど。
ピンハネの割合もエグかった。
公表しろと言ってもなしのつぶてだったけど、派遣先のエラい人に聞いた話では一人あたり一日3万円。
でもわたしたちがもらってたのは日当1万円。
派遣先は3万円の仕事を求めるがわたしたちは1万円しかもらってないので、その分しか仕事しない。
さらに契約が変わって日当9千円に下げられた。
しかも職能に対して派遣先から出ている手当5万円/月もピンハネして1万5千円しかもらえなかった。
職能の手当は労働者個人の能力に対して支払われているのだからピンハネ自体がナンセンス。
そして職能の手当をもらう人は契約書にその旨を書いてあるんだけど、後から職能手当の対象になった人には頑なに契約書の更新をしなかったので、現場の管理担当者がカラ残業で手当の金額になるようにしていた。
そんなことが派遣先にばれたら契約解除待ったなし。
管理担当者も大変で、一人で11の現場を管理させられていた。
わたしたちのいた滋賀県だけならまだわかるが、北陸行ったり岩手に行ったりしていた。
管理担当者がやめる直前は平日は岩手に行って、土曜日に滋賀で溜まった事務を処理して日曜は休んで、月曜はまた岩手という日々だった。
仙台に支社があるのになんでそうなるんだという話だった。
そして寮費もぼったくり。
わたしは早い目に寮として借りていたアパートを自分で契約し直したけど、その後移転した寮はひどくて寮費の他に様々な家電製品のレンタル代をセットでぼったくられていた。
そして水光熱費も毎月定額。
だから寮に住んでる人はエアコンをつけっぱなしにしていた。
移転した寮はリゾートマンションだった物件を買い取ったものだったけど、自炊ができなかったので、寮生は近くの店で外食するかコンビニで弁当買うかのせいかつだった。
他の拠点にあった寮は井戸水を飲水にしていたけど、日によって色が変わるような水でとても飲めたものではなかった。
寮生が水が飲めないじゃないかと裁判を起こしたけど、環境省が飲用可としているので問題なしという判決。
そこの寮生は給料が入ったらまず水を買うという生活をしていた。
その後に短期間いた派遣会社もよくなくて、社会保険は2ヶ月待ち、住民税は天引きされず、一ヶ月以上使ったことがある機材を登録させて派遣先に「使えますよ」と言っているとのこと。
ピンハネの割合も説明がなかった。
わたしがストレスからメニエール病を悪化させて休職させてくれと言ったら、もっときつい現場に移れと言い出したから契約を更新しないと宣言して連絡を絶ってやめた。
派遣会社でまともなところってあるのかね?
フォロー・リムーブご自由に
このエントリを読んでSNSでわたしと付き合いのある方々がわたしのフォローを外せばそこまでのご縁だったのでしょう。
もしフォローする方がいればこれからよろしくお願いします。
わたしは1996年から2013年まで「必殺女装人 阿倍まりあ」を名乗ってました。
趣味女装です。
でも真剣に性別変更を考えるくらいには自身の性別のあり方にゆらぎがありました。
メイクのノリが良くなくなったのがきっかけで、一旦引退しました。
しかし、2023年現在、えげつないトランスジェンダーへのバックラッシュや名前ばかりで実態は差別増進法と言われる「理解増進法」の成立・施行を受けて、再び世の中に「異物」を投入しないといけないという強い思いが芽生えました。
10年のブランクの間に健康状態は悪くなり、体型も崩れているのですぐには阿倍まりあが復活するわけではないですが、徐々に準備を進めて、2023年秋には活動を再開したいと考えてます。
再開後の大きな違いとしては公共施設でのトイレでしょう。
単純に言えば女子トイレに入ってトランスヘイターに通報されるリスクを取りたくないというのが理由ですが、男子トイレにガチ女装で入ればどういう反応が来るのか楽しみたいという気持ちもあります。
わたしが目指したいのは「性別往復定期券」です。
どちらか一方に振り切らないといけないという考えは性別二元論を補完するものと考えてます。
自分自身の性別のあり方は常に揺らいでいるので、それなら振り切る必要はないではないかということから出た発想です。
なので、性自認至上主義を批難する勢力はわたしの揺らぎ続ける性別のあり方に戸惑えばいいのです。
そこから思考の幅が広がればいいのです。
シスジェンダー・トランスジェンダー問わずに性別のあり方がどちらか一方に振り切ってないといけないという考え方の方々も自在に性別を行き来するわたしのあり方を見てください。
その先に新しい視野が広がるかもしれません。
ここまで読んで、わたしとは関わりたくないと思うならフォローを外してください。ブロックもミュートもご自由に。
わたしもそういう行動に出た方々を「そういう人」として判断します。
それでもフォローを続けてくださる方々、これからもよろしくお願いします。
このエントリに興味を持ってフォローしてくださる方々もこれからよろしくお願いします。
以上、わたしの女装再開宣言でした。
妄想近未来林業
林業のみならず農業や酪農も人手がいない。
なりたい人もいるかも知れないけど、体に負担がかかる仕事は敬遠されがち。
ひとつの解決方法として機械化がある。
機械化することで体への負担を軽減するという方向。
林業は機械化が難しい。
ヨーロッパなどの比較的平らな土地での林業は機械化しやすいので、それなりの機材がすでにある。
すごいのだと木を伐って枝を払い皮を剥くまで一台でできる重機がある。
でも日本の林業は山の傾斜地に植林しているし、林道も狭いので重機が入れない。
ここから妄想。
立っている人間を収納できるような2.5mくらいの高さのカプセルにボディと手足をつけたような全高5mまでの人型の起動機械を作って、そのサイズに合わせたチェーンソーなどを用意して伐採。
伐採した木を皮を剥いたり枝を払ったりするのは林道にある機材で対応。
日本の林業の樹木は細い目なので林道を通れるユニックに載せられるくらいの大きさの加工機で対応できるのではないか?
伐採した木を林道まで運ぶのは起動機械サイズに対応した築地式ワイヤーでできるかな?
あるいは起動機械で伐った木を集積しておいて後で運ぶとか。
更に妄想。
起動機械は動力はバッテリーかディーゼルエンジンとのハイブリッド。
ディーゼルなのは林業を営んでるエリアでは他の機械類と共通の燃料として使えるから。
ガソリンエンジンのほうがいいならそれでもいい。
腰にあたる位置にバンパーと自動車の前輪に相当するものを装備。
起動機械は股関節あたりで脚を折りたたんで腰回りの前輪機構が前に出る。
背中の動力部分のどこかに後輪機構がついていて自動車モードに変形できて、林道や市街地を走行して移動、給油もガソリンスタンドで対応できるかも。
操縦は人型モードではモーションキャプチャみたいな感じで対応。
自動車モードでは通常の自動車と同じような感じで。
搭乗時のヘルメットはVR式で傾斜情報や自動車のインパネに相当する情報を表示する。
現代の技術の延長で実現できそうだけど費用は大変そう。
さらに全国の森林組合に普及させるとなるともっと大変だろうな。
落語「三十石」の超ローカルな考察
落語「三十石」京・伏見の寺田屋から三十石船に乗って大阪に向かう噺。
わたしの実家は寺田屋まで歩いて5分。
なので三十石の情景描写はかなりよく分かる。
寺田屋前の船着き場を出た三十石船は水路を通って宇治川に出る。
この場面で船頭と沿岸の遊郭の女性との間で土産を買ってきてとかのやり取りがある。
寺田屋のすぐ近くの橋を渡って南の方は中書島の遊郭があったあたり。
というわけで噺の中に出てくる遊郭をこの建物が残っていたエリアだと推定すると、船は寺田屋前から東へ向かい、水路に合わせて南の方へ向かう。
この水路が曲がってるあたりが遊郭跡。
おそらく噺の中のやりとりはこのあたりで行われたのだろう。
今、この場所の水路の対岸は酒蔵の前に大きな枝垂柳があって撮影スポットになっている。
どないかならんか伏見桃山城
1964年に5年がかりの工事を経てオープンした模擬天守。
模擬天守なので鉄筋コンクリート造で内装は安土桃山時代風にしてある。
伏見桃山城キャッスルランドのシンボル的建造物で大天守と小天守がある。
2003年にキャッスルランドが閉園した時に解体の話も出たが、市民の要望で残された。
ただし耐震性や老朽化などの問題で非公開の建造物となっている。
では、公開できるようにするにはどうすればいいのか?
単なる耐震補強では老朽化した部分の補修はできない。
老朽化に関して言えばおそらくまるごと建て替えしないといけないくらいに劣化しているだろう。
実際、わたしが子供の頃に登った大天守の最上階にある木造の展望デッキはミシミシ言ってたし。
まぁ木造部分は作り直せると思うけど、鉄筋コンクリートの部分が難しいだろう。
さらに言えばコロナ以後の大規模建築に必要な換気能力を元の構造を残したまま仕込めるかという問題がある。
図面も現物も残っているので、建て替えてそっくりそのまま再現することは可能だろう。
そのほうが無骨で無粋な耐震補強の構造物をむき出しにしなくても作れるのでいいかもしれない。
問題は予算。
まるごと建て替えとなると解体費用も含めて100億ではすまないだろう。
京都市は財政難というか事実上の財政破綻なので、市の予算では無理。
クラウドファンディングでどうにかなる金額の規模ではない。
ふるさと納税で返礼品を一口城主や入城年パスとかにして募るのも一興だろう。
金額を達成できるかどうかは不明だけど。
入城の門も模擬天守とセットの建物なので、修復や耐震補強が必要になってくる。
そこにも予算がかかるので、もう少しハードルが上がる。
単なるセット建築ではなく伏見桃山城キャッスルランドの入場券発売所として使われていたので、大天守・小天守公開時には入城の受付として機能する場所となるはずなので、こちらも再建は必須である。