ブログ:外の人

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民進党はなぜ期待されないか

このブログは趣味ネタだけを書くようにしているのだけど、禁を破って政治ネタ。

政治ウォッチングも趣味のひとつなんです。ってことで。

 

民主党は政権陥落以後のちゃんとした総括や反省ができていない。

どういった期待が集まって政権奪取に至ったのか?

政権でやったことと期待されていたことのズレはどこにあるのか?

どうして民心は離れていったのか?

政権陥落後何が間違っていて、どう切り替えればいいのかの議論はちゃんとなされたのか?

ちゃんとなされたのならなぜ政局が優先されるようなていたらくに陥っているのか?

 

こうした問題を考えずに看板を掛け替えても意味が無い。

だから期待されないんだ。

合流する維新の党にもみんなの党からの人と政権陥落後に民主党から離党した人がいる。

民主党から離党した人たちはなぜ離党したか思い出すべきだろう。

そして、再び合流するに足る相手になったかどうか考えて欲しい。

 

共産党に若い人の入党が増えているとの報道がある。

きっかけは国会論戦の動画。

理路整然に見える論理展開で迫力を持って与党を追求する党。

かたやどうでもいいようなクイズで揚げ足を取り間違えたら大臣の資格なしとか騒いでる人たち。

真面目に政治に興味がある人ならどちらになびくかは瞭然だろう。

名前こそ共産党だけど共産主義革命を今のところ標榜していない、理屈は通っていることを言っている人たちと比べて、政局で揚げ足取りしかしていない人たちは魅力的には映らないし、世の中を変えられるとも思われない。

自公と意見の違う人達が入党こそはしなくても、選挙で投票するには共産党が浮上する理由は結局のところ「何を言っているか、言っていることのスジは通っているか」なのだろう。

 

そもそも民主党は寄り合い所帯なので、政策に大きな一貫性を求めるのに無理がある。

その寄り合い所帯にもうちょっと毛色の違うのが合流する。

寄り合い所帯の中からも名前を変えるべきだとの声が上がる。

看板を変えようがメンバーが出戻ろうが、それまでに失ってしまった信用は戻ってこない。

 

しかも拡大した寄り合い所帯は野党連合の統一政策に「共産党とは政策が違う」と消極的。

なんていうか、我が身可愛さに大きな賭けに出られない人なんですね、と思ってしまう。

これでは誰も期待しないよ。