ブログ:外の人

マンガ、アニメ、特撮、SF、プロレス、ロックなどの趣味ジャンルで見聞きしたこと思いついたことを外の人の立場でテキトーに書くブログ

IKKOはもうバラエティに出るのをやめてほしい

IKKOのテレビに写っているキャラがあまりにも古い「オカマ」像すぎて見ていて苦痛しか感じない。

「オネェタレント」と呼ばれる人はそれなりの人数はいるんだけど、全体的には比較的落ち着いた中でそれなりに鋭い独自の切り口をコメントに乗せていくくらいの節度を保っているように見える。ゴールデンのバラエティはそもそもがけたたましくって見てないので詳しくは分からないが、ニュースショーとかでコメンテーターしている人なんかは外見は(ドラァグクィーンというのもあり)毒々しいが、オネェ言葉もそれほど過剰ではなく、全体的な節度は保っている。

これはマツコ・デラックスが成功のモデルケースとなったのが大きいように思う。

 

さて問題はIKKOだ。

過剰なテンション、バラエティでは時々発情しているふうなこともする。

当人は「そういうキャラ」でいいのかもしれないが、正直言って今時のトランスジェンダーコミュニティでも迷惑がられるのではないか?

何よりもIKKOを迷惑だと感じるのは小学生から高校生くらいまでで自分の性別に悩んでいる「女性になりたい男の子」たちではなかろうか?

うっかりカミングアウトするとIKKOのような際立った例をモデルケースとした役割を要求される可能性が高く、本人がそういうキャラを嫌っていたり、多少の親和性はあっても必要以上に要求されたりするのは著しく不本意だろうと思う。

もちろんこうした状況は周囲の無理解が大きな原因ではあるのだが、メディアに登場する人物をモデルケースにされてしまうケースは多く、だからこそメディアに登場するオネェタレントは節度を持ったキャラクター演出に細心の注意を払ってしかるべきではなかろうか?

 

言っては何だがIKKOはメイクアップの腕に需要があるので、本人が表に出る必要はない。メディアを通じてカミングアウトしたことで自分が望む方向での容姿も手に入れた。それならもう表に出ることはなく裏方に徹してほしい。

IKKO本人が幼少の頃や思春期にどのようなことを思っていたのかわからないし、どの程度の思慮深さや知性を備えているかもよくわからないので、今の自分の姿が同様な悩みを持つ人達を苦しめることにつながるとの想像力があるのかどうかもわからない。

もっともそれだけの想像力があればもっと節度を持ったキャラクターへとシフト行くだろう。そうしたことをしていないところを見れば、同様の悩みを持つ人達への配慮や影響の考慮より営業的なことを優先させているのだろうということは容易に想像がつく。

 

はっきりと言おう。IKKOがバラエティで演じているキャラは性別に悩む人々にとって害悪にしかならないから、もうテレビ出演をやめてほしい。