やっと見に行けたスタートレックBEYOND
やっと見に行けたよ。
近場の町の映画館でやってなかったから機会を見て大きな街まで行ってきた。
冒頭から早い目の時間でエンタープライズ大ピンチ。
そして〇〇してしまう。
で、散り散りになってしまったクルーたちは捕虜になったり、奪還作戦を考えたりと大忙し。
その中で三作目にしてやっと各キャラクターの特技やポジション特有の能力を発揮していくようになる。
カークはクルーを取り戻すために、果敢にチャレンジする。
スポックは冷静な分析をしながらもしっかりとカークやマッコイをフォロー。
マッコイはぼやきながらも医者の仕事をしつつカークやスポックの無茶振りに応える。
スコッティはどんなメカでもなんだかんだで自在に操る。
スールーはやっぱり航宙艦の舵を握らせたら銀河一だ。
チェコフはナビケートにも科学部門のフォローにもけっこう有能だった。
ウーラは通信に関しては未知の言語も機械の通信プロトコルもお手の物。
あ、性格は旧シリーズよりアグレッシブですね。
そして定番のネタへのオマージュや過去作品へのリスペクトもちゃんと入れつつ、新たな物語を紡いでみせた。
これはスコッティを演じていたサイモン・ペッグが脚本に参加しているのが大きいだろうなと思う。
JJエイブラムスがリブートしてから派手なアクションや大仕掛けな事件がメインディッシュって感じで、スタートレックらしい未知の文明との接触を手探りでやって、なんだかんだでしのいでいくような話をもっとやってほしかった。
今回の作品は時系列として5イヤーズミッションの最中ということもあって、異星への探査のテイストも前面に出ている。
未知の種族が地球人臭いのはちょっとどうかとは思うけど、映画的な仕掛けは全体としてはうまく出来ていたように思う。
そしてエンタープライズの番号にAが付きました。