ソウルフラワーユニオンの0枚目のアルバム
メンタルが弱った時によく聞くのがわたしが90年代によく聞いていた3つのバンド、エレファントカシマシ、ボ・ガンボス、ニューエストモデル。
最近はニューエストモデルの30周年記念盤を聞いている。
二枚組の曲の終盤に入っている曲はアルバム「ユニバーサルインベーダー」に入っている曲が多い。
それまでも一緒にライブをやったりメンバーの協力をよくやっていたメスカリンドライブとの協力が今まで以上に強く出ていて、かなりの曲のレコーディングに参加している。
後にこの2つのバンドは一つになってソウルフラワーユニオンとなるのだが、その前の試運転のようなアルバムで、内容も比喩、暗喩が多いニューエストモデルのそれまでの曲以上にメッセージが直接的になってきている。
ソウルフラワーユニオンになってからは音楽的には日本のマイノリティの音楽を取り入れたりして、ロック色が弱くなったのと、メッセージが正面に出すぎたのもあって、距離を置くようになった。
メンバーの入れ替わりもあるけど、今もソウルフラワーユニオンが続いているのは阪神淡路大震災の後に神戸の避難所をちんどん屋をして回ったソウルフラワーモノノケサミットでの活動で結束が強くなったのと、自身の音楽を考え直すきっかけになったのが大きいのだろうとは思う。
しばらくしてレンタル屋にあったソウルフラワーユニオンのアルバムを聞いたら、ポップ感と歌詞の洗練され具合は増していた。
でもわたしはわかりやすいダウンピッキングが好きなのであった。