仕事帰りにコンビニで酒を飲んでいたら転職が決まった話
今の仕事は交替勤務で2日おきにシフトが変わる。けっこうやってられないことも多いので、仕事帰りにコンビニでチキンをアテに缶ビールを飲むようになった。
最初は仕事が辛かった日とか嫌なことがあった日だけだった。それが徐々に毎日になり、夜勤明けも飲むようになっていた。
そこにかつて同じ現場で違う業者で働いていた人が、朝の仕事が始まる前に缶コーヒーを買うべく、わたしが呑んだくれているコンビニに寄った。
久しぶりなので雑談をする。
そしたら仕事の話が出てきた。人を募集しているらしい。
今の表向き正社員だが、実質非正規のボーナスも退職金もない日給月給で残業代や夜間手当で稼いでやっとどうにかなる給料とは違うらしい。
ふたたびコンビニで出会った時に連絡先を渡して、詳しい話を聞く機会を設けた。
ボーナスまで含めて年収がどうにか変わらない程度だけど、退職金がある。
ヘタを打たなければ63歳まで面倒見てくれるみたい。2年延長もできるかもしれない。
50歳では流石に転職もなかなか見つからないので、これはいい機会だと思い切って話に乗っかることにした。
今までも転職の話はあったけど、話を持ちかけてくれた人を信用しきれなかったので、ダラダラと17年ほど今の仕事を続けてきたけど、正直5年先はわからなくなってきている状況ではしがみついてもメリットは少ないだろう。
でもわたしはあと8年住宅ローンがある。医療保険も65歳まで払うことになっている。というわけで、思い切って乗り換えることにしました。
この機会はコンビニで酒を飲む習慣がなければ巡り会えなかったし、消防団で必要だからと車を買わなければ通勤にも難儀する有様だった。
色々なことが巡り巡ってわたしの状況に合致した。
この機会を大事なめぐり合わせとして大事にしたい。