身長高いあるある
わたしは身長が高いほうだ。中学入学時は150cmだったのが卒業時には180cmだった。
一番高かった時は20歳前後の182cmだった。
その後寝床に横になって古本屋で買った筒井康隆の文庫本をむさぼり読んでた時に背骨が曲がり、公称180cmになった。
その後も背骨の曲がりはじわじわと進み、近年では176cm〜178cmになった。
でも手足の骨は182cmの頃のままなので手足は長い。
わたしの仕事はいくつか転々としているけど概ね工場労働者で過ごしてきている。
そうした仕事を教えてもらう時に教える人のほうが背が低いことのほうが多い。
そうした人が膝から下の脚の長さで部品や機械の高さを調整して作業することを教えるんだけど、身長が違いすぎてわたしがやると高さが合わない。
こういうことを言うと「脚が長い自慢か」と言われてしまうけど、そうじゃない。
教える側が体格の違いを理解してないので「膝の高さで合わせる」ができないだけだ。
わたしは生来「どんくさい」ので体を使うことが苦手というのもあるけど、それだけでは済まない体格差を考慮できない、体格差に対する想像力のない人は「なぜできない!?」とヒステリックになる。
体格差を説明してもなかなか理解してもらえないだけでなく「脚が長い自慢」と取られてしまうことも多い。
違うんだ。背の高い人が困ることあるあるなんだ。実際に困ってるんだ。
でもその困ってる状況に対する理解や想像力のない人が一方的にキレてるだけなんだ。
正直に言って何をどうしたら自分の体格が標準的で、それに合わせられない人がダメだと考えられるんだろうか?わたしからしたらそうした思考のほうが不思議で仕方がない。
体格なんて一人一人違っていて当たり前なんだから、そこは個人の状況を見て判断をするだけの理解力、想像力、客観性を身に着けてほしいと切に願う。