ブログ:外の人

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クィアはいつまでピエロ扱いなのだろうか?

月イチで掲載されるプリキュアの数字ブログのkasumiさんのねとらぼの記事。

記事そのものには大いに同意する。

nlab.itmedia.co.jp

 

でもここだけはひっかかる。

 

" 本作においては、ローズマリーさんというクィア的、ノンバイナリー的なキャラクターにそれらを伝える役割が与えられ、いわゆる説教臭さも少なくコミカルに大切なことを子どもたちに伝えられているのも特徴の一つです。"

 

クィア的なキャラが話せば重たい話や難しめの話題が説教臭さも少なくなりコミカルになるのか?

この部分を書いた時のkasumiさんはおそらくその文章がクィアクィア性に寄って立つ存在感がからかいの対象になっているとの意識はなかったのではなかろうか?

kasumiさんはtwitterでの発言も各方面に配慮しているのがうかがい知れるし、アニメ評論もやっているトランスジェンダーの方とも意見を交わしている方なので、やはり残念に思う。

 

各所に配慮している方ですら「うっかり」クィアをコミカルな存在であると書いてしまうほどにカジュアルにクィアはからかいの対象として広く認知されてしまっている。

この状況に対して否を唱えるのはクィアを自認する人達であるのはもちろんだけど、アライもしくはアライに近い立場の人達もできることなら意識して発信していってほしい。

 

ねとらぼ記事のタイトルにあるように意見が違う人=敵ではないのだから攻撃するつもりなど毛頭ない。

お互いに手をたずさえあえる者同士の手と手がうまくつかめなかっただけのことだと思っている。

手をつなげなかったよ、つなぐためにお互いの手の位置を確認しようねと声を掛け合うことが肝要かと思う。

声掛けよし!

ご安全に!