組んでみたいオーディオシステム
オーディオ好きだと経済的事情や居住環境を無視して理想のシステムを妄想するのはお約束だろう。
定番ならMcintoshのアンプにJBLのスピーカーの組合せ。
わたしもB&Wの象徴のようなちょんまげツィーターがついたスピーカーには憧れがある。
KEFのWirelessもいい感じで鳴るので、部屋にセットしておいてスマホからBluetoothとかも面白い。
最近は技術の向上で比較的安いアンプと小型スピーカーでもそこそこの音が出る。
そうした機材のひとつにMarantzのM-CR612というのがある。
小型のボディにCD、ネットワーク、アナログ・デジタルの外部入力などが詰まっている。
この手のオールインワンの中でも多機能な機種。
面白いのがアンプの構成で、リモコンを使った設定でバイワイヤリング、パラレルBTLなどが選べる。
興味があったので店頭で試聴。
わたしが試聴するきっかけになったのはこの記事。
この記事の通り、パラレルBTLでは厚みがあるサウンドでバイワイヤリングだと広いFレンジでみずみずしく鳴る。
この試聴で思いついたのが、バックロードホーンのスピーカーとの組合せ。
試聴した時は小型スピーカーだったけどパラレルBTLならもっと大きいスピーカーのほうが鳴りっぷりがいいんじゃないかとの印象を受けた。
そしてバイワイヤリングの圧倒的なみずみずしさ。
どちらも楽しみたい。
ならば口径の大きいユニットのバックロードホーンで2ウェイ構成にして切替えたらいいんじゃないかと妄想。
わたしがバックロードホーンにこだわるのは明白に長岡鉄男の影響。
比較的安価に手に入るエンクロージャーキットもある。
箱鳴りを押さえればFE-208EΣ/NSのようなダイキャストフレームの重量級ユニットもいけそうだし。
組合せるツィーターはT90Aかな。
このくらいなら予算も手に届きそうな感じだし試してみたい。
その頃にM-CR612か後継機種になってるかは不明だけど、パラレルBTLがあればきっと鳴らせる。
このシステムの難点はアンプのモードを切替えるだけでなく配線も変えないといけない点だな。