ブログ:外の人

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落語「三十石」の超ローカルな考察

落語「三十石」京・伏見の寺田屋から三十石船に乗って大阪に向かう噺。

わたしの実家は寺田屋まで歩いて5分。

なので三十石の情景描写はかなりよく分かる。

寺田屋前の船着き場を出た三十石船は水路を通って宇治川に出る。

この場面で船頭と沿岸の遊郭の女性との間で土産を買ってきてとかのやり取りがある。

寺田屋のすぐ近くの橋を渡って南の方は中書島遊郭があったあたり。

中書島駅の北東付近には遊郭だった建物が残っていた。

というわけで噺の中に出てくる遊郭をこの建物が残っていたエリアだと推定すると、船は寺田屋前から東へ向かい、水路に合わせて南の方へ向かう。

この水路が曲がってるあたりが遊郭跡。

おそらく噺の中のやりとりはこのあたりで行われたのだろう。

今、この場所の水路の対岸は酒蔵の前に大きな枝垂柳があって撮影スポットになっている。