妄想近未来林業
林業のみならず農業や酪農も人手がいない。
なりたい人もいるかも知れないけど、体に負担がかかる仕事は敬遠されがち。
ひとつの解決方法として機械化がある。
機械化することで体への負担を軽減するという方向。
林業は機械化が難しい。
ヨーロッパなどの比較的平らな土地での林業は機械化しやすいので、それなりの機材がすでにある。
すごいのだと木を伐って枝を払い皮を剥くまで一台でできる重機がある。
でも日本の林業は山の傾斜地に植林しているし、林道も狭いので重機が入れない。
ここから妄想。
立っている人間を収納できるような2.5mくらいの高さのカプセルにボディと手足をつけたような全高5mまでの人型の起動機械を作って、そのサイズに合わせたチェーンソーなどを用意して伐採。
伐採した木を皮を剥いたり枝を払ったりするのは林道にある機材で対応。
日本の林業の樹木は細い目なので林道を通れるユニックに載せられるくらいの大きさの加工機で対応できるのではないか?
伐採した木を林道まで運ぶのは起動機械サイズに対応した築地式ワイヤーでできるかな?
あるいは起動機械で伐った木を集積しておいて後で運ぶとか。
更に妄想。
起動機械は動力はバッテリーかディーゼルエンジンとのハイブリッド。
ディーゼルなのは林業を営んでるエリアでは他の機械類と共通の燃料として使えるから。
ガソリンエンジンのほうがいいならそれでもいい。
腰にあたる位置にバンパーと自動車の前輪に相当するものを装備。
起動機械は股関節あたりで脚を折りたたんで腰回りの前輪機構が前に出る。
背中の動力部分のどこかに後輪機構がついていて自動車モードに変形できて、林道や市街地を走行して移動、給油もガソリンスタンドで対応できるかも。
操縦は人型モードではモーションキャプチャみたいな感じで対応。
自動車モードでは通常の自動車と同じような感じで。
搭乗時のヘルメットはVR式で傾斜情報や自動車のインパネに相当する情報を表示する。
現代の技術の延長で実現できそうだけど費用は大変そう。
さらに全国の森林組合に普及させるとなるともっと大変だろうな。