ブログ:外の人

マンガ、アニメ、特撮、SF、プロレス、ロックなどの趣味ジャンルで見聞きしたこと思いついたことを外の人の立場でテキトーに書くブログ

繁昌亭ロックフェスティバルの来年以降のゲストを考えてみる

少し遅くなりましたが6月9日ロックの日天満天神繁昌亭で開催された「第一回繁昌亭ロックフェスティバル」に行って来ました。

開口一番は桂二葉さんの「つる」二葉さんは桂米二さんの弟子で最初はアフロヘアーで高座に出てました。今はマッシュルームカットです。

一門会のイラストがサイケデリックで「ああこういうのが好きなんだなぁ」というのがよく分かる。まぁロック好きなんでしょう。

噺が終わると二葉さんが膝隠しや見台など一式を片付けてめくりをめくって曲芸の揚野バンリさんの出番。お茶子さん兼任のようです。

バンリさんはなぜかアメリカンポリスのかっこうで似非関西弁っぽい喋り方でなんやかんやと芸をしていく。当日のチラシによるとかつてゲストのROLLYさんとバンドを組んでたらしい。

また落語にしつらえを替えて桂あやめさんの「くっしゃみ講釈」にヒントを得た新作。

大阪出身で全国区になったバンドの大阪時代の追っかけの人がスキャンダル発覚で嫉妬して、困らせてやろうと花粉症がひどいヴォーカルに花粉たっぷりの花束を渡してくしゃみで歌えなくさせるという噺。まぁロックに絡めた噺ですな。

そして幕が閉じたと思ったら月亭遊方さんが出てきて落語家バンドの話題で場をつなぐ。

バンド名がヒロポンズ・ハイという。彦八まつりで演奏するんだけど、彦八まつりの会場の生魂神社から名前を変えてくれと言われているらしい。

幕が開くとROLLYさんオンステージ。

幕間の話題でROLLYさんも営業でスーパーとか行くらしいので営業慣れしたトークとステージ。ギターのテクニックは流石だけど「ギターは顔で弾く」もしっかりやっていた。

繁昌亭の出番は通常15分、夜席で長くても30分くらい。ROLLYさんも30分位やってたかなぁ。

そしてまた幕が閉じて開いたら座談会。

月亭遊方さん、桂あやめさん、揚野バンリさん、ROLLYさん。

話題は最初に買ったレコードとか年代の話とか。

なぞかけで「ロックとかけまして」を日頃高座のロックンローラーと言っている月亭遊方さんが「なぞかけ苦手やねん」と逃げたのはちょいと残念。

座談会が終わって幕を閉じてしつらえを替えて講談ジャニス・ジョプリンの始まり。

月亭遊方さんは去年ロックの日に講談ジミ・ヘンドリックスをやっていて、今回はその第二弾。

この講談はシリーズがあって、まず4つのJから始まる。ジミ・ヘンドリックスジャニス・ジョプリンジョン・レノンジム・モリスンから始まっていろいろ作られたらしい。

ネタは何年か続けられそう。

この講談が省略しつつで30分ほど。

終わったら22時前。いつもの繁昌亭夜席なら21時過ぎから半くらいに終わるので、どこかで食事と晩酌してから帰るのだけど、流石に遅いので、途中でコンビニでおにぎりとビール買って電車に乗った。

 

さて、今回はスーパーでの営業もこなしているROLLYさんがゲストだったので、短い時間でのステージングも座談会もうまくこなしたように思うけど、来年以降どうするんだろう?

まず出てくれるかどうかは不明だけど関西に拠点をおいているもしくは関西での活動に重点を置いている人だとトータス松本中川敬西川貴教あたりが浮かぶが、ギャラは大丈夫だろうか?

もんたよしのりあたりはいいかもと思う。有山じゅんじ上田正樹あたりだとブルースになってしまうし、ロックフェスティバルとしてはどうかと思う。

ブルースなら内田勘太郎木村充揮の憂歌兄弟もいいと思う。

視点を変えてベーシストだとファンク寄りになるけど、永井利光やジョンBチョッパーあたりもいいかもしれない。繁昌亭にはミラーボールもあるぞ。

 

来年以降どうなるかわからないけど、また機会があれば行きたいものだ。

沢田研二のソロの行方

沢田研二A面コレクション」なる三枚組を聞いている。

ザ・タイガース解散PYGを経てのソロ活動。概ね年代順にまとめられたこのアルバムを聞いていると、暴力事件での謹慎後「勝手にしやがれ」以後の破竹の勢いに至らなかったら、どうなっていたのかということが気になる。

ソロ活動の初期のシングルはセールス上はかなりの売上があり、復帰後のヒット曲の数々も「時の過ぎゆくままに」のセールスには追いついていない。

人気が加熱しすぎたゆえに起こった暴力事件でもある。

だから売れ続けたのだろうとは思うけど、その頃の曲はメロウなメロディにドラマチックな歌詞を乗せて独自の世界観を構築するものが多く、その路線を続けていても固定ファン以外は衰退していったのではなかろうかと思う。

復帰後は「ザ・ベストテン」などで毎週のようになにかしら歌う機会があったのが大きく、多くのファンに印象に残っているのはこの頃の楽曲だろう。

実際、ヴィジュアルの演出が曲ごとに入れ替わり、巧妙で日本のグラムスターとして他の追随をゆるさないほどの独走と独創を演出した。

 

暴力事件からの謹慎がなくても、どこかで派手なグラムスターとしての覚醒があっただろうとは思うけど、やはり謹慎期間がセルフプロデュースの上で大きな変化をもたらしたことは確かだろうと思う。

 

ザ・タイガースも含め沢田研二の活動期間の全体を通して言えるのはやはり声もヴィジュアルもセクシーなスターで、ドラマ「寺内貫太郎一家」で樹木希林(当時は悠木千帆)が演じるおばあちゃんが身悶えしながら「じゅ りぃぃぃ」と言うのもよく分かるキャラクターだったということだ。

プロ野球の本拠地球場のネーミングライツ

近年はプロ野球の本拠地球場といえども運営にお金がかかるみたいで、球場の名前にスポンサーの名前をつけるネーミングライツが多い。

北から見ていくと札幌ドームはネーミングライツを使ってない。

宮城球場koboパーク宮城となっている。楽天電子書籍の名前がついている。その前はクリネックスが確か名前をつけてた。

千葉マリン球場はZOZOですな。

西武ドームメットライフ

東京ドーム、神宮球場横浜スタジアムネーミングライツなし。

首都圏のセリーグは集客できるんでしょう。

神宮は大学野球でも収入があるし、東京ドームは社会人野球や展示会なんかで幅広く使われている。

ナゴヤドームも地元人気に支えられてどうにかやっているようだ。

関西では京セラドーム大阪がわりと長期間安定してネーミングライツ使用中

ほっともっとフィールド神戸グリーンスタジアム神戸からコロコロと名前が変わっている。Yahoo!BBスタジアムとかスカイマークスタジアムとか変遷してほっともっとフィールド神戸が現在の名前。ネーミングライツのスポンサーも安定していない。

甲子園は阪神甲子園球場と言う名前だが、ネーミングライツ阪神の名前がついているのでなく、阪神電鉄が所有する球場という意味で名前がついている。

マツダスタジアムMAZDA Zoom-Zoomスタジアムでこれはネーミングライツによって付けられた名前。

最後は福岡ドームネーミングライツで変遷しヤフードームからヤフオク!ドームになったけど、球団と同じくソフトバンク系列ですな。

 

 

どこでもドアが普及した世界で

どこでもドアが一家に一台、玄関に直結してれば通勤なんて言葉はなくなるだろう。

だけど、決まった時間に決まった場所に出口が集中した時に何も問題は起こらないのだろうか?

「虎よ、虎よ」ではテレポーテーションの着地先に物体があればジョウント爆発が起こるという事になっている。

どこでもドアの技術的なことを考えると、入口側と出口側の座標をつなぐんだろうけど、出口側の座標は公共の施設などは複数の座標を用意して交通整理はできるかもしれない。

企業のオフィスなんかでも2〜3個の座標があれば交通整理できるだろう。

あとはドアを開けようとしても「busy」が出て少し待たされることくらいはあるかもしれない。

誰かが通り抜けるのを待つだけだから大した時間ではないだろうけど、その一瞬が待てないイラチとかはいるんだろうな。

サービスがインフラになると「当たり前」が大きく変わるので、移動に対する認識が変わった世界では、わずかな遅延も許容されないような窮屈な世界になるかもしれない。

 

余談だがスタートレックの小説で転送が当たり前になった地球で公衆転送ボックスの出口は人家から少し離れたところに設定されている。

いきなり人家の前に転送してくるのは失礼に当たるという文化からそうなったとのエピソードだった。

「倒せ火を吐く大怪獣」を考えてみる

今、KBS京都で放送しているウルトラセブン

主題歌に「倒せ火を吐く大怪獣」という歌詞がある。

残念ながらウルトラセブンは◯◯星人が侵略に来るのをウルトラ警備隊ウルトラセブンが阻止するという話が多く、火を吐く大怪獣はほぼ出てこない。

ウルトラマンのほうが火を吐く大怪獣は多かったかな。

さて、火を吐く大怪獣というのは体の中に炎を作るための器官があって、炎が通る部分は体内の組織も耐熱性をはじめ丈夫にできているのだろう。

体内の組織が丈夫ならおそらく表皮などもかなりしっかりした組織でできていることだろう。

こうした怪獣を倒すためには少なくとも吐き出す炎よりも高温の攻撃が必要である。

そう考えるとウルトラマンスペシウム光線やセブンのエメリウム光線、ワイドショットなどの技は理にかなっているように思う。

破壊力のある光線なのでエネルギーのレベルとしては炎よりも上を行くだろう。

ただし表皮を貫通しないといけない。

貫通すれば体内にある炎を出す器官を刺激した場合は怪獣の全身が爆発することもありうるだろう。

爆発させたくない状況でなら八つ裂き光輪やアイスラッガーが有効な攻撃なのかもしれない。

 

まぁなんだかんだでウルトラマンたちには火を吐く大怪獣を倒すための武器となるものはあるようだ。

4月4日は本当に真ん中か考えてみよう

3月3日は女の子の節句、5月5日は男の子の節句、間を取って4月4日はトランスジェンダーの日ということになっている。

わかりやすい間のとり方であるけど本当に4月4日は3月3日と5月5日の中間の日なのか考えてみよう。

 

3月3日から3月の残りの日は31−3=28日。

4月は30日。

5月は5日まで5日。

28+30+5=63日。

間を取れば32日目が中間ということになる。

3月3日から32日目は3月35日すなわち4月4日。

めでたく中間の日となりました。

桃の節句と菖蒲の節句の間の日を桜の節句としてお祝いしましょう。

東京と同じ商売ができるとは思わないほうがいい

間もなく京都にラーメン二郎がオープンする。関西初出店らしい。

ラーメン二郎というと異様なボリュームや呪文のような注文方法や行列をさばくためのロットという単位で客席を回すことやいろいろとかまびすしいジロリアンたちでおなじみである。

京都に出店するのは叡山電車一乗寺駅のすぐ近く。洛北のラーメン激戦区の一角である。

このエリアは様々な個性のラーメン屋があるので、その時の気分でふらりと入れるのが魅力である。というのはかつてわたしが京都に住んでいた頃の印象なので、最近はどうなっているのかわからない。

それでも激戦区で人気店になり繁華街に支店を出している店も複数あるので、エリア全体として繁盛はしているのだろう。

さて、関西独特というわけではないが、わたしが東京に遊びに行って飲食店で感じたことからすると、関西と東京とでは客と店の関係に多少の違いがあるように思う。

東京では人口が多いせいかマニュアル通りに数をこなしていく感じの対応が多く、客も流れていくパーツのひとつのような感じで、店でくつろぐ感じはあまりない。

クレーム対応も形だけ謝って値引きや返金で対応といった冷めた距離感。

こういう木で鼻をくくったような対応だと関西では「二度と来るか!あほんだら」と言われかねない、言わないまでも思われてしまう。

流石に「お会計」「はいおおきに300万円」みたいなこてこてのやり取りはないにしても多少のボケとツッコミの呼吸くらいはあるし、店も客の財布の紐を緩めてもらうために気持ちよくいてもらおうということは心がけているように思う。

ここで二郎の話に戻るが東京でのやり方と同じようにできると思っているんなら今からでも遅くはないので出店をやめたほうがいい。

おそらくわたしが一番気に入らないのは客をロット単位で回転させるという考え方とそれを守るべきルールとうるさくいう常連たちだろう。

繰り返し言うが洛北のラーメン激戦区の魅力は多様な店の中から選んだ店にふらりと入れることだと思う。行列をロット単位で回す店ではない。

わたしが行列が嫌いなのでこういう意見になっているのかもしれないけど、客を頭数としてしか見ない店より、一期一会でも気持ちよく時間を過ごしてもらおうという店のほうが人気が出るだろうと思う。

 

余談だが東京では店主がえらそうに客に説教する店の中に人気店があるらしい。

なぜ人気になるのか不思議で仕方がない。

関西でそんなことやったら客にツッコまれるか喧嘩になるかだろうな。