毎年1月中旬くらいからメンタルの調子が落ちる。
去年、一昨年は消防団の人事関係で神経をすり減らしてかなり弱った。
今年は転職して覚えかけの仕事でまだ色々覚えないといけないのに教えてくれている人が他部署へ行って、無理やり独り立ちさせられ先行きの不安で出勤の準備までしておきながら、最後に立ち上がれなかった。
そのたびに精神科医の診察を受け、睡眠導入剤、抗不安剤、抗うつ剤と薬が増えてきた。今では仕事の前の日はこれらの薬を飲まないと寝られなくなっている。
よく「鬱は心の風邪」と言われる。本気で本物の鬱は「心の開放性複雑骨折」だと思うけど、わたしが冬場に調子が悪くなるのは「心の風邪」レベルなんだろうなと思う。
今も休みの日は薬を飲まずに酒の量を少し増やして無理やり寝付いているけど、酒の力を借りて寝ると夜中に喉が渇き、トイレに行きたくなって(わたしはこれを「給水と排水」と呼んでいる)目が冷めてからの二度寝がうまくできない。寝床で様々な不安が渦巻いてしまう。
もっと辛い思いをしている人がいるだろうことは理解できるし、世に言われている鬱の深刻な症状に比べればわたしのは軽い症状だろうとは思うんだけど、やっぱり自分自身が辛い気持ちを抱え続けるのはしんどい。
たまの癒しで友人が飼っている犬たちと戯れると気分は紛れるけど、最寄り駅から自宅までの帰路の寒さの中で先々の辛さが頭をよぎる。
困ったもんだと思う。
このまま仕事を続けて慣れてくれば来シーズンの仕事への不安感はましになると思いたい。
消防団は年度替わりで退団なので、もう揉める要素はほぼない。
あとは町内会の役員がまわてきた年が危ないな。