ブログ:外の人

マンガ、アニメ、特撮、SF、プロレス、ロックなどの趣味ジャンルで見聞きしたこと思いついたことを外の人の立場でテキトーに書くブログ

落語「三十石」の超ローカルな考察

落語「三十石」京・伏見の寺田屋から三十石船に乗って大阪に向かう噺。

わたしの実家は寺田屋まで歩いて5分。

なので三十石の情景描写はかなりよく分かる。

寺田屋前の船着き場を出た三十石船は水路を通って宇治川に出る。

この場面で船頭と沿岸の遊郭の女性との間で土産を買ってきてとかのやり取りがある。

寺田屋のすぐ近くの橋を渡って南の方は中書島遊郭があったあたり。

中書島駅の北東付近には遊郭だった建物が残っていた。

というわけで噺の中に出てくる遊郭をこの建物が残っていたエリアだと推定すると、船は寺田屋前から東へ向かい、水路に合わせて南の方へ向かう。

この水路が曲がってるあたりが遊郭跡。

おそらく噺の中のやりとりはこのあたりで行われたのだろう。

今、この場所の水路の対岸は酒蔵の前に大きな枝垂柳があって撮影スポットになっている。

どないかならんか伏見桃山城

伏見桃山城、秀吉が造った伏見城ではない。

1964年に5年がかりの工事を経てオープンした模擬天守

模擬天守なので鉄筋コンクリート造で内装は安土桃山時代風にしてある。

伏見桃山城キャッスルランドのシンボル的建造物で大天守と小天守がある。

2003年にキャッスルランドが閉園した時に解体の話も出たが、市民の要望で残された。

ただし耐震性や老朽化などの問題で非公開の建造物となっている。

では、公開できるようにするにはどうすればいいのか?

単なる耐震補強では老朽化した部分の補修はできない。

老朽化に関して言えばおそらくまるごと建て替えしないといけないくらいに劣化しているだろう。

実際、わたしが子供の頃に登った大天守の最上階にある木造の展望デッキはミシミシ言ってたし。

まぁ木造部分は作り直せると思うけど、鉄筋コンクリートの部分が難しいだろう。

さらに言えばコロナ以後の大規模建築に必要な換気能力を元の構造を残したまま仕込めるかという問題がある。

図面も現物も残っているので、建て替えてそっくりそのまま再現することは可能だろう。

そのほうが無骨で無粋な耐震補強の構造物をむき出しにしなくても作れるのでいいかもしれない。

 

問題は予算。

まるごと建て替えとなると解体費用も含めて100億ではすまないだろう。

京都市は財政難というか事実上の財政破綻なので、市の予算では無理。

クラウドファンディングでどうにかなる金額の規模ではない。

ふるさと納税で返礼品を一口城主や入城年パスとかにして募るのも一興だろう。

金額を達成できるかどうかは不明だけど。

 

実は伏見桃山城は大天守と小天守だけではない。

入城の門も模擬天守とセットの建物なので、修復や耐震補強が必要になってくる。

そこにも予算がかかるので、もう少しハードルが上がる。

単なるセット建築ではなく伏見桃山城キャッスルランドの入場券発売所として使われていたので、大天守・小天守公開時には入城の受付として機能する場所となるはずなので、こちらも再建は必須である。

DOUBLE SHOT

12月9日、職場のインフルエンザのワクチン接種だった。

だから4回目のコロナワクチンは年明けくらいにしようと思ってた。

予約を取ろうと市のサイトに行ったら空きはまったくなかった。

ようやく見つけたのが12月10日。

なんでもコロナとインフルエンザのワクチンは同日でも問題ないらしい。

本当かどうかはわからないけど、他に日がないので連日で打つことになった。

インフルエンザのほうは注射後に何もしなかったら注射痕の周りが少し腫れた。

翌日はコロナの注射。

こちらは帰宅後すぐに湿布を貼った。

湿布はインフルエンザの方にも貼った。

 

コロナワクチンの注射後数時間で体温が平熱ではたどり着かない温度まで上がる。

喉と鼻の粘膜も乾燥気味だったので、痛み止めを飲む。

結局、水分摂取と痛み止めを2回飲んだだけで翌朝は平熱に戻った。

もっと大変なことになるかと気構えてたけど拍子抜け。

今はビール飲みながらこのブログを書いている。

温水洗浄便座危機一髪

先日朝にトイレできばった後にいつものごとくお尻を洗ったら水圧が弱い。

何度かやってもダメだった。

ふと足元を見たら漏水。

仕方がないので流した後にトイレの水の元栓を閉めてから出勤。

帰宅後に再度確認したところ給水側のフィルターからは漏れてない。

でもお尻を洗うと水漏れ。

とりあえずコンセントを抜いてただの便座として使うことに。

時間がある時に取り外してガワを外すとホースが一本外れてた。

これで解決と思って、元に戻して取り付け。

一度は使えた。

その後にトイレを使ったら挙動がおかしい。

よく見たら点滅しないはずのランプが点滅してる。

漏電チェックボタンを押したら赤点灯。

どこかで漏電してる?

再びコンセントを抜いてただの便座に。

一晩置いて翌日に電源を入れたら使えた。

でも漏電してたら嫌なのでコンセントを抜いて出勤。

スイッチ付きのコンセントを買って帰って使うときだけ電源を入れるようにする。

使うこと一週間、問題なく使える。

そのうち油断したのか電源を切るのを忘れてたけど問題なし。

てことで通常運用に戻りました。

 

追記

うちの温水洗浄便座は温水は瞬間式の加熱なので、普段電源を切っていても温水が出るのでした。

貯湯式だとタンクの水が冷えてしまうので水が出てしまいます。

購入する時に貯湯式はタンクの保温に電気代がかかるからと瞬間式にしたのでした。

 

お堅いのね

日5に帰ってきた新ガンダム「水星の魔女」がおもしろい。

いろいろ新しいことをしようとしているのが好感が持てる。

でもガンダムブランドなので1st原理主義者たちが「こんなのガンダムじゃない」といつものいちゃもんを付けている。

一話の最後のセリフに答えが出ているじゃないか。

「お堅いのね」

この一言に尽きると思う。

 

今は新しいことを試みるのにガンダムや戦隊や仮面ライダーなどのブランドが必要になる。

コンテンツ商売が守りに入っているので、まったくの新規で新しいことを試せる機会がほぼない。

仕方がないので大きなブランドの名を借りてやったら、オールドファンが叩く。

寒い時代だと思わんか?

 

よくマニアがジャンルを潰すという。

ジャンルを残すのならマニアの方だけを見るのでなく、新しく入ってきてくれる人に向けたことをやったほうがいい。

それでも「こんなの〇〇じゃない」と騒ぐ輩には「お堅いのね」と返して老害と思っておけばいい。

老害の声が大きいからビビるかもしれないけど、新しいことを試みる人たちはひるまずにどんどんやっていってほしい。

急遽iPhone14にした話

諸事情があって急遽iPhone12miniをiPhone14に機種変更した。

元々UQがiPhone13を扱うようになったら機種変更しようと思ってた。

12miniの画面がいまいち小さいんだよね。

 

まず朝イチに京都へ出てヨドバシで相談する。

ヨドバシカメラのモバイルフォン全体の担当者という人物。

いろいろ話して色々なパターンを考えるけど、なぜかワイモバを勧めてくる。

わたしはソフトバンクグループが大嫌いなのでありえない。

そうした話をしているうちにiPhoneSE(3代目)も候補に上がったけど、京都ヨドバシに入ってるUQiPhone各種の在庫がないという話からしつこくワイモバにしたらみたいな話になっていくので、見切りをつけて少し離れたビックカメラに行く。

同じように相談したらiPhone14のSIMフリー端末は全色在庫ありだと言うので、思い切って14にした。

端末の目処は付いたけどeSIMの書き換えは量販店ではやってないということなので、一番近い書き換えのできる店を聞いたら桂川イオンモールだとのこと。

では桂川イオンモールに向かおうとビックカメラ京都点2階の改札から京都駅に入ってから店に電話して相談してたら、どこかでFree Wi-Fi拾って、オンラインでやったほうが早いし手数料もかからないとのこと。

てことでFree Wi-Fiを拾って座れって作業できる環境を求めて改札でICOCAの出場処理をして、京都ヨドバシ6階のスペースを目指す。

途中の京都タワーで11時になったので、早めの昼も兼ねて地下の京都タワーサンドの鳥せいへ。

生ビールを飲みながら作業開始。

まず12miniにWi-Fiをつなげる。問題なくつながった。

続いて14に環境移行を試みるけどうまく行かなかったので、念の為に持ってきていたMacBook Airに取っておいた12miniのバックアップから移行しようとするもMac側のOSが最新じゃなかったのでiOS16がプリインストールされている14は接続してもだめだった。

macOSは新しいiPhoneが出たら、接続用にアップデートが来ます)

仕方がないのでMacのアップデートをするべくFree Wi-Fiにつなごうとするがなんかうまくつながらなかったので12miniのテザリングで通信。

アップデート中のMacを脇に置いて様子を見ながら親子丼をビールで流し込む。

飲み物食べ物がなくなってもまだアップデート中なので、追加で日本酒三種の飲み比べセットをちびちびとやる。

ようやくアップデートが終わったら12時だったので、ランチタイムの混雑から逃げるためにヨドバシ6階へ移動。

そこでもう一度iPhoneうしの通信で環境移行、なぜか問題なく終了。

その間にMacをヨドバシのWi-Fiにつないで、eSIMの書き換えのやり方を調べようとするもWi-Fiのサーバのほうで何故か弾かれる。

仕方がないので、再び12miniのテザリングで方法を確認。

iPhone2台のBluetooth通信でできるらしい。

てことで試すけどできない。

仕方がないので12miniをiOS16にアップデートしてiOS16どうしで通信したらeSIMの書き換えができた。

14の方の動作確認してから12miniの消去をして必要な作業終了。

 

バージョン違いがいろいろめんどくさい環境移行でした。

ONE PIECEに触れない理由

わたしが少し親しくなった人に「オタクという言葉ができる前からのオタク」と言うと、よくONE PIECEの話を振られる。

言っては何だがわたしはONE PIECEはマンガもアニメもスルーしている。

きっかけとしてはマンガの人気が出始めた頃にタイミングを逃したというのがまずひとつ。

そしてアニメも人気となり覇権確定となった頃に「ONE PIECEを読んでないなんて人生損してる」と言ってはばからない人物に複数出くわしたこと。

中でもひどかったのが他のマンガを読まずに語る輩だった。

わたしを相手にマンガやアニメについて語るなら、もっといろいろ研究したからにしてほしい。

そして、その人物のONE PIECE語りに付き合った代償としてわたしが川原泉諸星大二郎について延々と語るのには付き合ってくれないだろうなという一方的なひとり語りだったので、そういうファンにうんざりしたこと。

 

だからそういう人物と距離を置くためにONE PIECEについては触れないようにしている。

深夜アニメがコンテンツとして人気になってから人気作しか語らない人が増えているように思う。

日本のサブカルチャーとして連綿と続いてきた歴史を踏まえずに流行に乗ってる自分に寄ってるような輩は本気でお断りとしたい。